中丸三千繪コンサートに行ってきました
2018.11.02
場所はトッパンホール。ピアノは安達朋博さんでした。

正直に言います。最後までなにかぱっとしない、という違和感が残りました。もちろん技術的にも芸術的にも素晴らしいのです。それはわかっています。ピアノもずっと中丸さんとやっておられる方ですし、「合ってない」わけでもありません。

おそらく、中丸さんはオペラ向きなのです。オーケストラをバックにした演奏のほうが遥かに映えます。ピアノ1台をバックに小品を次々に歌っていく形は向かないのです。それであれば森麻季さんのほうがはるかに適任です。

このコンサートはロビーでコーヒー飲み放題で、お土産にアイスコーヒーの素?がついていました。ネッスルがスポンサーだからです。

途中の1曲で、中丸さんが舞台袖から客席に降りてきて歌いました。これは驚くべきことではないでしょうか。思わず川栄李奈さんや入山杏奈さんを思い出しました。AKBとは比べ物にならない世界の大スターなのに、警備が非常に手薄なのです。ひょっとしたら客に紛れて警備員が居るのかも知れませんが。そもそも中丸さんは超大金持ちで、世界中に別荘としてお城を持っているのですから。

客層は女性が多かったです。どんなに若くても30代〜40代以上。これらの比較的若い世代はおそらくファンクラブに入っているような人たち。あとはクラシックのコンサートにありがちな、年寄りばかりでした。

昨今は若者のクラシック離れが続いています。仕方ないと思います。たいした工夫もなく江戸時代から大正期まで作られた曲を延々をやっているのですから。曲そのものが面白いわけでもありませんし、聴いていて何のワクワク感も出てきません。

1980年代と記憶していますが、イギリスの舞台演出家が「リゴレット」を現代のマフィアに置き換えて演奏した舞台があり、連日押すな押すなの大盛況だったそうです。この演出家はもともと医師で、この成功によって今後医療に戻ることはないだろうとまで言われていました。この例のように関係者たちが今までとは違う何かを工夫していかないと、クラシックは衰退の道をたどることでしょう。
2018.11.02 22:34 | 固定リンク | 音楽 | コメント (0)

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